こちらのページでは、遺産として農地や生産緑地を承継した場合の評価方法について解説いたします。
農地の評価方法
貸し付けられている農地の評価方法
貸し付けられている農地とは耕作権(農地を耕作する権利のこと。農地の所有するものに小作料を払う)や賃貸借等の設定がされている土地のことです。 土地の利用に制限が設けられている農地のため、ほとんどの場合、自用地としての農地の評価額より低くなります。
ただし、耕作権は物権としての「永小作権」か賃借権としての「小作権」であるかによって、評価方法が異なりますので注意が必要です。
生産緑地の評価
生産緑地とは、市街化区域内にある「生産緑地地区」として指定された農地のことを指します。計画的に農地を保全するために規定されたものであり、相続税評価額を算出するための評価方法は以下のとおりです。
広大な市街地山林の評価方法
対象である市街地山林の宅地かつ地積が「地積規模の大きな宅地の評価」の要件にあてはまる場合、その評価方法を採用します。
保安林の評価
森林法により、立木の伐採や土地の使用方法について制限がある土地に関しては、保安林の評価を用いて評価します。
山口相続遺言相談センターでは税理士の独占業務は、パートナーの税理士が担当しております。当相談室では専門家と連携をしてワンストップでお客様のお手伝いをさせていただいております。