山口相続遺言相談センターの
相続手続きに関する相談事例
山口の方より相続のご相談
2023年05月01日
妻が3か月前に亡くなりましたが、相続手続きについて何からはじめてよいのかがわからないため行政書士の先生に相談したいです。(山口)
私は山口在住の60代の男性です。3か月前に長年一緒に暮らしていた妻が亡くなり、相続の手続きに悩んでいます。
私たち夫婦には2人の子どもがおりますが、2人とも山口から離れたところに住んでおり、簡単に会うことができません。相続についての話し合いが必要なことはわかっていますが、一同に会する機会はそうそうないため、それまでの準備は私が進めておこうと思っています。
しかしながら相続手続きは初めてであり、何から手をつけてよいのかさっぱり分からない状態です。妻は定年までしっかりと勤めていたうえ、財産形成に関心が高いタイプだったので、複数の株を所有していたり、妻名義の賃貸不動産があったりと、遺産内容も多岐にわたります。
私一人の力では相続手続きを進められる気がしないので、専門家の先生に相続手続きの方法や流れについてご相談したいです(山口)
まずは戸籍の収集から始めましょう。複雑な相続手続きもありますので、ぜひご相談にお越しください。
山口相続遺言相談センターにご相談をいただきありがとうございます。
ご相談者様の相続手続きがスムーズに進むようサポートいたしますので、よろしくお願いいたします。
ご相談様は相続手続きが初めてということですので、まずは一般的な流れから確認していきましょう。相続手続きの手順は以下の通りです。
- 遺言書の存在を確認する
- 戸籍謄本を取り寄せ、相続人を確定する(戸籍の調査)
- 財産調査を行い、財産内容を目録としてまとめる(財産調査)
- 相続人同士で遺産の分割について話し合う(遺産分割協議)
- それぞれの遺産の名義変更手続きを行う
相続が発生したら、まずは遺言書の有無を確認します。遺言書が存在する場合は、遺言書の内容通りに遺産を分けることになるからです。後々発見されるとそれまでの準備が意味をなさなくなる可能性があるため、先に確認しておいてください。遺言書が見つからなかった場合、相続人の話し合いをもって遺産を分けることになります。
遺産分割協議を行うには、前提として「相続人が誰であるか」「財産の内容はどのようなものであるか」を知らなければなりません。そのために行うのが②の戸籍の調査と③の財産調査です。
当人たちにとって「相続人が誰であるか」はわかりきっていることのように思われますが、銀行や法務局といった手続き先に相続人であることを証明しなければ、相続手続きは進められません。戸籍謄本の提出は相続手続きにおいて必須なため、きちんと用意しておきましょう。
すべての調査が完了したら、遺産分割協議にて遺産の分割方法を決定します。協議後は遺産分割協議にて決まった内容を遺産分割協議書にまとめ、相続人全員で署名・押印を行います。
その後は相続人それぞれが自分が承継する遺産の名義変更手続きを行い、相続手続きは終了です。
今回の相続の場合、心配なのが相続税申告についてです。基礎控除額以上の遺産が存在する場合、遺産を引き継いだ人には相続税を支払う義務が生じます。
相続税申告には期限があるため、早めに財産調査をすすめ、遺産の全体像を把握したほうが安心です。
山口相続遺言相談センターにてサポートさせていただきますので、まずはご相談にお越しいただければ幸いでございます。
相続手続きは正確かつ迅速に行う必要がありますので、相続が発生した際は相続手続き、を得意とする山口相続遺言相談センターの行政書士にお任せください。山口はじめ、多数の地域の皆様から相続手続きに関するご依頼を承っている山口相続遺言相談センターの専門家が、山口の皆様の相続手続きがよりよいものになるよう、手続き完了までしっかりとサポートをさせていただきます。初回のご相談は無料でお伺いしておりますので、山口の皆様、ならびに山口で相続手続きができる事務所をお探しの皆様におかれましてはお気軽にご連絡ください。