山口の方より相続についてのご相談
2024年07月03日
行政書士の先生、相続手続きをどのようにすすめればよいのかわかりません。(山口)
はじめまして。私は山口に住む50代男性です。同居していた母が亡くなったのですが、相続手続きをどのように進めればよいのかわからず困っています。父とは十数年前に離婚していますので、相続人になるのは私と弟の2人のはずです。今私が住んでいる山口の自宅は、母の名義になっています。行政書士の先生、これからどのような手順で相続手続きを進めていけばよいか、教えていただけますか。(山口)
相続手続きは複雑で、期限が設けられたものもあります。ご不安があれば相続の専門家にご相談ください。
ご家族が亡くなり相続が発生した際は、まず被相続人(亡くなった人)が遺言書を作成していたかどうかを確認しましょう。民法では法定相続分を定めてはいますが、遺言書にて示された遺産の分割方針は、法定相続分よりも優先されます。遺言書が遺されている場合は、遺言内容に従って手続きを進めていきます。
遺言書を探しても見つからなかった場合は、戸籍の収集を行います。被相続人のお生まれから死亡までのすべての戸籍を集め、その内容を読み取ることによって、法定相続人を確定することができます。その後の手続きでは相続人全員の現在の戸籍謄本も必要となりますので、この時に同時に取得しておくとよいでしょう。
続いて、相続財産の調査に入ります。被相続人の名義となっているご自宅の登記事項証明書、固定資産税納税通知書や、被相続人名義の銀行通帳などを集めます。これらの書類をもとに、相続財産目録という一覧を作成します。
相続人が確定し、相続財産がすべて明らかになりましたら、どの財産を誰がどの程度相続するかについて、相続人全員参加のうえで協議し、決定します。この協議を遺産分割協議といいます。この協議で相続人全員が合意した内容を書面にまとめます。この書面を遺産分割協議書といい、相続人全員が署名し、実印を押すことで完成します。この遺産分割協議書は、不動産の名義変更など手続きの際に提示が求められますので、大切に保管しておきましょう。
相続手続きの流れについて簡単に説明しましたが、必要となる手続きはご家庭の状況によってさまざまです。中には期限内に手続きを終えなければならないものもありますので、よく注意して進めていく必要があります。なお、これらの手続きは相続の専門家が代行すること可能ですので、ご自身での手続きにご不安がありましたら、相続の専門家に相談することもご検討ください。
山口相続遺言相談センターは相続の専門家として、山口の皆様から数多くのご相談やご依頼をいただいております。戸籍収集から財産調査、遺産分割など、相続に関するあらゆるお手続きに精通しておりますので、山口の皆様は安心して山口相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用ください。お一人お一人のご要望にあわせたきめ細やかなサポートを提供させていただきます。