ご親族がご逝去されて相続手続きが始まると、ご逝去された方の財産を引き継ぐ方(法定相続人)は相続手続きの手順に沿ってさまざまな手続きをしなければなりません。その一つが相続税申告です。
相続した財産の額から、借金や葬式費用を差し引くなどした後の額が、一定の額(基礎控除額)を上回るときに、相続税がかかります。
もし定められた期限までに相続税の申告や納税をしなかった場合には、ペナルティとして相続税の他に延滞税や加算税等の税金が追加で課される可能性があるので注意しましょう。
相続税以外の余計な税金の支払いを避けるためにも、相続手続きは計画的に、かつ迅速に進めていくことが大切です。
相続開始から相続税申告・納税までの手順
実際に相続が始まると、どのような手順で手続きを進めなくてはならないでしょうか。相続開始から相続税の申告・納税までの基本的な手順は下記の表のとおりですので、ご参照ください。