山口相続遺言相談センターの
相続手続きに関する相談事例
山口の方より相続に関するご相談
2024年09月03日
行政書士の方、相続手続きの流れについて教えてください(山口)
自分は山口市在住の30代の者です。最近祖父が亡くなり、母が相続手続きが大変だと困っていました。自分は相続手続きなんて初めて聞きましたし、母が大変だと言っている内容もよく知りません。ただ、我が家は父がいないので、もしもこの先母に何かあった場合は、長男の自分が率先して手続きをしなければならないと思うので少し焦っています。今回いい機会なので、ぜひ相続手続きの流れを教えていただけないでしょうか。(山口)
相続の流れを簡単にご説明しますが、いざという時は、ぜひ専門家にご相談ください
手続きの流れをご説明するにあたり、まずはご家族が亡くなったら遺言書が遺されてされていないか探しましょう。相続手続きでは基本的に民法で定められた法定相続よりも遺言書の内容が優先されるため、遺言書があればその内容に従って遺産分割をすれば良いです。一方、遺言書のない相続手続きでは、相続人が全員参加して遺産の分け方を相談する“遺産分割協議”を行う必要があります。遺産分割協議は、相続人それぞれの私利私欲のために言い争いになる事もある非常にデリケートな手続きです。
次に、遺言書のなかった場合の相続手続きの流れについて簡単にご説明します。
まずは、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を取得し、相続人が誰になるか調べたうえで確定します。併せて相続人の戸籍謄本も取り寄せておき、遺産相続の手続きの際に使用します。
ほぼ同時に被相続人の相続財産についても調査します。ご自宅が持ち家の場合や所有する不動産がある場合、それらの登記事項証明書、固定資産税の納税通知書、銀行の通帳などを集め、相続財産目録を作成します。相続財産目録は、相続財産が一目でわかるので、作成しておくと相続手続きがスムーズに進みます。
以上で相続人全員が参加して、遺産を誰にどのように分けるかを話し合う遺産分割協議の準備が整いました。話し合いで遺産の分割方法が決定したら、決定内容を“遺産分割協議書”として記載し、相続人全員で署名・押印を行います。
作成した遺産分割協議書は不動産の名義変更の際や被相続人の預貯金を引き出す際に必要となるため大切に保管しておいてください。
相続手続きには期限の設けられているものが多くあるだけでなく、相続の内容によって手続きも変わるため、相続が開始されましたらお気軽に無料相談をご活用ください。
山口相続遺言相談センターは、相続手続きの専門家として、山口エリアの皆様をはじめ、山口周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
山口相続遺言相談センターでは、ご依頼いただいた皆様の相続手続きについて、山口の地域事情に詳しい行政書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは山口相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。山口相続遺言相談センターのスタッフ一同、山口の皆様、ならびに山口で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。